サプリメントの選び方                     
 カモミール
                リラックス作用から抜け毛予防まで幅広く

 「抜け毛」
 「肌の乾燥」
 「気持ちを落ち着けたい」
 「寝つきが悪い」
 「肌荒れが気になる」
 「胃腸の調子が悪い」
 

                             そんな方に朗報です。
 

■特徴
欧米で最も親しまれているハーブです。
ハーブティーと言えばカモミールを指すほど、暮らしのいたるところに役立つ万能ハーブとして利用されています。
日本には江戸時代にポルトガルやオランダから持ち込まれ、欧米ほどではないがカミツレの名で民間治療薬の1つとして扱われてきました。
最近のガーデニングやアロマテラピーブームでポピュラーな存在になり、カミツレの名がついた入浴剤やシャンプーが登場しています。
その薬効は幅広いです。強い抗炎症作用をもつことから、スキンケアーに使用されることも多いです。
肌を潤す保湿効果で、入浴剤にも使われます。 最近注目を集めていますのが、毛髪への効果です。
髪にツヤとハリを与え、抜け毛を防ぐ作用があるとされ、カモミールを配合シャンプーやリンス、染毛剤が数多く流通しています。
気持ちを落ち着かせたり、リラックスさせる作用にも優れています。
イギリスの童話「ピーターラビット」には、興奮して疲れたピーターにお母さんがカモミールティーを飲ませて就寝させるシーンが登場しますが、これはカモミールの鎮静、催眠作用を利用したものです。
また、胃腸の痙攣や炎症をやわらげる効果もあり、胃腸の調子を整える効果も期待できます。
なお、カモミールと名のつくハーブにはジャーマンカモミールとローマンカモミールの2種がございますが、メディカルハーブとして利用されているのはジャーマンカモミールです。

■種類
花の乾燥粉末、精油(アロマテラピー)、お茶です。サプリメントはもっぱらハーブティーとして利用されています。

■飲み方
妊娠中や授乳中に常用したり、多様に用いるのは避けること。まれに期間や皮膚へのアレルギー反応が出ることがあります。推奨量は乾燥花として1日15g相当です。