サプリメントの選び方                 
 
   
ミネラル

  


●ミネラルの働き
  ・骨や歯等のカルシウムの成分として欠かせません。
  ・血液やホルモン・酵素を構成する成分として欠かせません。 

   また、ミネラルは、血液を固めたり、神経伝達や筋肉機能する為にも欠かせません。

●ミネラルが不足すると、
 イライラしやすい、物忘れ、生理不順、目のケイレン、疲れが取れにくいようなことに
 なっているかもしれません。


 「セックス力が気になる!」
 「
骨が硬く弾力性に欠ける!」
 「
抜け毛!」
 「皮膚のカサカサ!」 ・・・
 
 が気になるようでしたら、要注意!
 

●ミネラルの種類
 ミネラルの種類は下記の通りです。

●亜鉛
亜鉛は肉類や卵、貝類に豊富に含まれています。
人体では200以上の酵素の成分として、血球、骨、歯、前立腺等幅広く分布しています。
成長期、とくに盛んなタンパク質の合成に関与したり、
インスリンホルモンの構成素材にもなったり、女性ホルモンの機能強化に関わっています。
不足しますと、成長が遅れ、味覚等の知覚が低下します。
妊娠の以上が多く、免疫力の低下、脱毛、傷の直りが遅くなる等の症状が見られます。
体の中の亜鉛は一般にタンパク質と強固に結合している為、亜鉛が欠乏状態になっても動員されることなく、植物等からの補給が必要になります。
但し、過剰な摂取は銅の吸収が阻害され、貧血や免疫機能の低下、コレステロール値の異常が現れます。
毎日適量ずつ、摂取することが稚拙d、成人で1日約50r摂取するのが望ましいです。

●イオウ
健康な皮膚や爪を作るに必要なミネラルです。
胆汁の分泌を促したり、皮膚と髪の毛の光沢を良くする働きを良くします。
卵、魚、豆類、キャベツ、たまねぎ等に含まれ、これらの摂取量が足りないと不足し、有害ミネラルの蓄積を招くことになります。

●塩素
家期中に塩酸及び塩酸カリウム溶液の形で含まれ、消化促進作用があります。
タンパク質の消化も促します。ストレスが多いと胃液がスムースに分泌されにくくなり、不足がちになって消化不良を招いたり、ビタミンをはじめとした栄養素の吸収が阻害されます。

●カリウム
ナトリウム(塩分)の排泄を促し、血圧を下げる作用があります。
高血圧の人はとくに摂取を心がけたいミネラルです。
筋肉の収縮運動の調整作用もあり、不足しますと、調整がうまくいかず、疲れやすくなります。
カリウムの補給は夏ばての予防にもなります。
食品ではイモ類、ほうれん草、枝豆、トマトジュース、アボガド、バナナ、かつお、さわらに多く含まれています。

●クロム
クロムは糖質の代謝を高め、糖尿病を予防します。
また、脂肪の代謝を促進し、血中コレステロールや中性脂肪を減少させて動脈硬化や高血圧の予防にも役立ちます。
クロムは野菜や肉、魚、穀類に広く含まれていますが、偏食の人は不足の心配があります。

●ケイ素
結合組織中のコラーゲンを補強し、老化を予防したり、免疫機能を活性化します。
コンブやハマグリ、ゴマ、パセリ、玄米、大豆、小麦等に含まれ、不足しますと爪が割れたり、肌のハリが失われ、脱毛しやすくなります。

●ゲルマニウム
ニンニクやシイタケ、マッシュルーム、アロエ等に含まれます。
免疫機能を強化し、がん細胞やウイルスを消滅させるNK細胞を刺激します。
また、リウマチ性関節炎等の原因となる免疫システムの欠陥を修正します。
動物実験ではゲルマニウムが様々なガンの成長を阻害することが認められ、痛みを緩和するとされます。

●コバルト
ビタミンB12の構成要素で、赤血球のヘモグロビン形成に関与してたり、神経を正常に働かせる作用があります。
レバ−や牛乳、アサリ、シジミ、カキ、サバ、サンマ、、卵、牛乳等に含まれ、不足しますと、悪性貧血を起こしたり、
神経が過敏に高まって、ふさぎこむような症状があらわれます。

●セレ二ウム
肝臓で精製される抗酸化酵素、グルタチオンポーオキシターゼの中核となり、強力な抗酸化作用を発揮します。
不足しますと、免疫脳や抵抗力が失われて老化が進み、有害ミネラルの浸入や蓄積を招いて病気にかかりやすくなります。過剰摂取は中毒を起こします。

●ナトリウム
食塩等の摂取から吸収されるミネラルです。
カリウムとバランスをとって体液の浸透圧を調整しています。
唾液や胃液、腸液等の消化液の分泌を促し、ブドウ糖やアミノ酸の吸収にも関与しています。
ナトリウムは現在の食生活では摂り過ぎないようにすることが大切です。
カリウムのバランスが崩れますと、細胞の正常な働きが損なわれ、生命活動に支障をきたしたり、することにもなります。
食塩の摂取は1日10g以下を目標にし、薄味を心がけましょう。

●ニッケル
核酸を安定させ、その活性を維持します。また、ビタミンB6とともにタンパク質の代謝に関わっています。

●バナジウム
コレステロールとリン脂質の合成を抑え、アミノ酸の有害代謝物質ホモシスティン、モシスチンを抑制します。
ソバや大豆、紅花油、野菜に含まれ、不足しますとコレステロール症や動脈硬化になりやすいです。

●マグネシウム
カルシウムとともに骨や歯の形成を促し、筋肉の代謝にも関与します。
神経の興奮を鎮める作用もあります。
アーモンド、カシューナッツ等の種実類、大豆、豆腐、ひじき、ほうれん草等にも多く含まれ、不足しますとイライラしたり、興奮しやすくなります。
骨が弱くなり、不整脈が出たり、心疾患を誘因することもあります。


●マンガン
ムコ多糖類の合成に関与し、し、骨の形成を助けたり、骨粗しょう症を予防します。
また、コレステロールの合成やインシュリンの生成に関与しており、血糖値を下げる働きもあります。
未精製の穀類やソバ、緑黄色野菜、黄卵、大豆、改装に含まれ、不足しますと骨の発育不良を起こしたり、
糖尿病を招きます。 経口的に1日10mgを摂取している成人で、副作用を示すデータはありません。

●モリブデン
糖質や脂質の代謝を助けるミネラルです。鉄の利用を高めて、増血作用に寄与します。
牛乳、ヨーグルト、チーズ、納豆等に含まれます。

●ヨード
ヨウ素ともいい、甲状腺ホルモンの生成に欠かせません。
成長期には発育を促し、成人になってからは基礎代謝を盛んにします。
実験では、血中コレステロール値を下げる働きがあることも判明し、動脈硬化の予防も期待できます。
また、体脂肪の燃焼を促す働きもあり、ダイエットにも有効です。


●リチウム
マグネシウムやカルシウム、ナトリウムの代謝を助けます。
自律神経等の機能に関与してうつ病に効きます。 不足の心配はありません。

●リン
カルシウムと結合して、骨や歯を形成するミネラル、脳や神経、筋肉の働きを正常に保つ作用もあります。
幅広い食品に含まれており、不足より摂りすぎに注意を要します。