■特徴
ミツバチがハチの巣を補強したり、修復する為に使われるこのプロポリスは、バクテリアの侵入や繁殖を抑える抗菌作用で巣を清潔に保ち、感染に弱い幼虫を保護するという重要な役割を果たしています。
人間によるプロポリス利用の歴史は大変古く、古代エジプトではミイラの防腐剤として、古代ギリシャ、ローマでは
「天然の消毒剤・抗生物質」として皮膚疾患、切り傷、感染症等の治療に使用されてきました。
プロポリスの有効成分は現在まで約１００種類が判明していますが、中でも注目されていますのが、免疫力の向上や抗菌、抗炎症、抗酸化等の作用があるフラボノイドです。
良質なプロポリスには、酵素類やビタミン、ミネラル等も豊富に含まれており、その相乗効果で免疫調整作用、アレルギー疾患の改善、血糖値及び血圧の正常化、炎症の鎮静、抗酸化作用による生活習慣病の改善と予防等の効果が期待できます。
また、１９９１年のガン学会で、プロポリスに含まれる抗ガン物質の単離、生成が発表され、その抗ガン作用にも大きな関心が寄せられています。
注意したいのは品質です。
ブラジルのユーカリー林で採取したプロポリスからアルコールで抽出したものが良いとされます。
産地等の詳細な表示がある信頼できるメーカーの製品を選びたいものです。

■種類
エキス、液体、ドリンク、錠剤等種類豊富。　産地、樹液の植物、抽出方法等が表示されていないものは避けた方が良いです。

■飲み方
１日の目安はプロポリスエキスとして１００〜５００mg。含有濃度２０％のエキスの場合、体重２kg当たり１滴を目安に服用します。