サプリメントの選び方 / 勃起力アップ
   ヨヒンベ アフリカ伝承の勃起促進サプリメント


 
 「勃起改善」
                          そんな方に朗報です。
 

■特徴
 ヨヒンベはアフリカ地方に自生するヨヒンベノキという樹木の皮から得られる抽出物です。
西アフリカの熱帯地方では古くからこの木の皮を乾燥させたものが催淫薬として利用されていました。
催淫薬とは性欲を亢進させ、陰茎の勃起を促す薬物で、アフリカではヨヒンベの抽出物は自然界に存在する最強の
ものとされています。
ヨヒンベの主要成分のアルカロイド、ヨヒンビンは、現代医学では勃起不能を治療する薬として位置付けられていますが、その使用に当たっては慎重な配慮が必要です。
同様の効果を持ち、1999年1月に当時の厚生省が承認したバイアグラはsの作用と因果関係が否定できない死亡例がいくつも報告されています。
実は、バイアグラは勃起不能治療薬として開発されたものではなく、狭心症治療薬として開発中に被験者の陰茎勃起が発現したことによります。
ヨヒンベについてもそうした危険性を否定できず、アメリカでは機能性食品とする規制を加えています。
ドイツでも勃起不能の治療にはヨヒンベは、臨床成績、副作用に問題があるとしてすすめられていません。
但し、アメリカ食品医薬品局(FDA)では抽出成分のヨヒンビン塩酸塩の投与を承認しています。
心因性勃起不能者に対する二重盲検試験を採用したヨヒンビン塩酸塩の臨床実験では、1日3回、10週間の投与で
62%の被験者に勃起機能改善がみられました。

■機能
ヨヒンベは、「ヨヒンビン」というアルカロイドを含んでおり、化学構造がレセルピンとよく類似しています。 
 服用で生じる具体的な作用機構としては、体内神経連接部であるシナプス前膜においてα2受容体を選択的に
遮断し、交感神経興奮に応じて遊離されるノルアドレナリン量を増加させます。 
加えて、末梢性セロトニン受容体での遮断作用があることが知られています。

 従って、アドレナリン分泌増加が自律神経系に作用して心拍数を増加させ、頻脈、血圧上昇、発汗、
振戦などの症状に関与していることになります。

 また、セロトニンは性行動を抑制する物質であることで知られていますが、
セロトニン受容体でこの物質をブロックすることで、性行為の抑制を食い止める結果になります。
 催淫薬として用いることで有名ですが、日本では「薬」という概念には当てはまらずに
「健康食品」という位置づけになるという意見が一般的です。


■種類
 カプセル、液状

■飲み方
ヨヒンベ皮とその製剤は、信頼性の高い効能評価に乏しいです。
過敏症、不眠、頻脈、肝臓障害のある人は避けた方が良いです。
大量摂取による延髄麻痺を起こす危険性があります。食事時、1日2回各カプセルが目安です。