2005年12月29日

猫背と五十肩

■五十肩
  「1年以上、こんな状態なんやけど、上がるようになるかな?」
  とこの人の右腕を差し伸べて、上に伸ばしてあげようとするのですが、
  45度くらいしか上がりません。
  
  「じゃあ、こうは周りますけど、こうは周りませんよね。
   それから、腕を後ろにも回りませんよね。」

  腕の可動性チェックを行っていました。
  腕を前から上に持ち上げていく動作
  腕を後ろへ伸ばしていく動作
  腕を横へ持ち上げていく動作
  腕を伸ばしたまま手のひらを外側に回す動作
  腕を伸ばしたまま手のひらを内側に回す動作
  肘を直角に曲げて脇につける。
  この状態で、手のひらを内側に向けていく動作
  この状態で、手のひらを外側に向けていく動作

  皆さんも一緒に試してみてください。
  このいずれかの動作の途中で、肩周りのどこかにズキーンとくるような
  痛みがあったら、五十肩になりやすいので、要注意です!
  
  五十肩とは、腕を上に上げたり、後ろ、横に動かす動作の範囲が
  きわめて、制限される症状で、五十歳以上の人にたまにみかけます。

  夜中や朝方になると、その肩の部分がうずいて、寝られないという
  人もいます。
  
  特に、猫背の人で、肩が内側に巻き込んだ形になっていますと、
  腕を伸ばしたまま手のひらを外側に回す動作(回外動作)や、
  肘を直角に曲げて脇につけた状態で、手のひらを外側に向けていく動作
  (外旋動作)が、窮屈に感じるはずです。

  


  そこで、この人に、仰向けになって頂いて、
  まず、右肩の周りを緩めていきました。
  「これ、痛いですね。これも痛いですね。」
  右肩周りの筋肉は、まるで石のように硬くなっています。
  この人は、右肩が左側よりも前に突き出ていました。
  そこで、ある程度、緩めてから、前方変異している肩を軽く、
  アジャストしました。
  「手のひらを回してみてくさい。回りますね。」
  
  「回しやすくなっています。」

  「肘を脇につけて、手のひらを外に向けてください。」
     
  「動かせるようになっていますよ。」

  
  今度は、うつぶせになってください。
  
  うつぶせで、骨盤から、肩まで見ていきました。
  特に、右側の肩甲骨周りが異常に、硬くなっています。
  
  うつ伏せの状態では、とても、右腕を頭方へ伸ばせるような状態では
  なかったので、右側を上に横向きになってもらいました。

  肩甲骨周りをじっくり緩めていき、
  今度は座って、背骨のアジャストをかけていきました。
 
  「じゃあ、最初のように腕を前から上に上げてください。」
  
  「あれ、上まで上がりますね。」
  160度位まで上に上がるようになっています。
  
  「今度は、腕を後ろに回してください。」
   
  「おおっ。 後ろにも行きますよ。」
 
  「でも、肩の周りの奥の部分は、まだまだ、硬いものが残っていると
   思われますので、このような運動を行ってください。」
    
  両肘を両方の手のひらで持ち、脇を絞りながら、腕を時計方向に回します。
  そうすると、右の肩の部分に効きます。
  反対方向に回すと、左肩の部分に効きます。
  右肩の場合は、時計周りと覚えておいてくださいね。

  どちらか回すと、違和感がある方を良く回すようにしておくと良いのです。


  ■猫背と五十肩の関係
   猫背な体型で困っている!
   特に、肩周りが猫背になっている人は、五十肩要注意です!
   お医者さんは、五十肩のことを肩関節周囲炎と言います。
   
   肩の関節の周りの筋がまるで石のように固まってしまい、肩をある方向に
   回す時に、神経にふれて、痛むのです。
   
   ひどい人は、腕を上にあげようとすると、一瞬、「ビリ ビリ ビリー」と
   電気が走るような激痛が走ります。
   
   寝れなくて睡眠不足で困っている人もいるのです。
   ひとごとではないのです。

   猫背気味の姿勢の場合、肩の関節が前に突き出たり、
   内側に巻き込むような格好になりやすいのです。
   更に、顎を前に突き出した姿勢になると、
肩関節の動く範囲が狭くなります。
 
   この状態が長く続くと、肩関節周囲の靱帯が固まって、
ますます、動かす範囲が
   狭くなり、腕が上げにくくなってしまうのです。
   
   五十肩と猫背、他に体の歪みとは大いに関係があるのです。    
もしも、五十肩で困っている人がいらっしゃいましたら、
   教えて上げてください。
  
  
  ■猫背を正すポイント
   自分で姿勢分析を正確に行えるようにすることが重要と、
   何回もお伝えしましたが、
   具体的には、鏡で横から見た時に、自然なS字カーブがあるかどうか
   ということです。
 
   人の脊椎は、本来、横から見た時に、自然なS字カーブを描きます。
   腰椎の部分は、なだらかにくぼみ、その上の背骨はなだらかに山なりに、
   そして、頚椎は、なだらかにくぼんでいるのです。

   このS字カーブがきつい状態が、猫背姿勢です。
   逆に、このS字カーブが少なすぎても、平背といい、首や腰に負担が
   かかります。
  

   簡単でしょ!
   目指すゴールは。
 
   この自然なS字カーブを取り戻していくように、
   筋バランスと骨格バランスを、整体やエクササイズで調整したり、
   強化して行けば良いだけです。

   簡単なものを1つご紹介しましょう。
   仰向けになって両膝を立てます。両腕は体の横におきます。
   この時、骨盤は地面と水平になるようにします。 

   この状態から息を吐きながら、お尻から第1胸椎まで、順番に、
   背骨を1つ1つ順番に持ち上げていきます。

   第1胸椎まで持ち上がったら、この状態を両肩で支えるように
   します。
   この時、息を吸います。

   今度は、息を吐きながら、第1胸椎からお尻まで順番に背骨を1つ1つ
   地面につけていきます。

   この1つ1つの背骨を動かしていくことが非常に!大切です。
   1つ1つを意識していくと、動かしにくい箇所や、地面につけると時に
   硬い部分があると思います。
   この部分が、背骨の歪みがある箇所です。
   
   これを丁寧に継続していきますと、背骨の可動性が良くなってきます。

   これだけでは、カーバー出来ませんが、ごく基本的なものですので、
   ぜひ、お試しください。

   

   この自然なS字カーブを取り戻すためのエクササイズやカリキュラムは
   すでに、揃っています。
   猫背実践講座

   猫背虎の巻無料プレゼント
   





























猫背変身虎の巻無料進呈


姓 ※ (例)山田
名 ※ (例)太郎
メールアドレス ※ (例)taro@yamada.co.jp
コメント










2005年12月26日

猫背を少なくする方法  その2

                          ~もくじ~
  
■猫背を正すのは難しくありません。
   
  ■猫背姿勢から早く逃れる為に

===========================================================●○●===   

■猫背を正すのは難しくありません。
   
   前回は、無意識に楽な姿勢を取りたがる為に、   
   なかなか猫背が正しにくいと、書いてありましたよね。

ところが、
   本当は猫背を正すのはそんなにむずかしくありません。
   
   猫背のメカニズムを知って頂き、あるノウハウを実践して頂きましたら。


   実際に、通信講座を受けられている方で、   
   11月13日に送られてきた画像と12月4日の日付が入った画像
   (12月5日にに送られてきたもの)にそれぞれ、線を入れて
   
   姿勢分析したところ、こんなに早く猫背が正されているので、
   私の方が目を丸くして、ビックリしました!
   
   全く、施術を受けずに、自力で良くなった例です。

   タイトルは控えめに90日で猫背が変わる
というようなものにしていましたが、

   思ったよりも早く成果がでますので、
   あなたも30日で変わる!猫背実践講座等に変更しようと思います。(笑い)


  ■猫背姿勢から早く逃れる為に

   やはり、猫背から見違えるように姿勢を良くしようと思えば、
動機づけが大事ですよね。

   あなたが、もしも、
   「肩コリがたまらない!」
   「両方の腕がしびれる!」 
   「五十肩で腕が上がらなく、朝方になるとうずく!」・・・

   と言ったシチュエーションに遭遇したら、どうしますか?

   苦痛から逃れる為に、病院に駆け込むか、
   専属の治療院や整体院等に駆け込むでしょう!
   
   一刻も早く! 痛みや苦痛をとってもらいたいと思って、

仕事を抜け出してでも行動にうつすことでしょう。

   このような強い動機づけがあったら、人は何とかしてでも体を良くしようとします。

   もう、おわかり頂いたかと思われます。   

   前回でもお話したと思いますが、猫背の姿勢を早く良くしようと思えば、
   この次に、重要なのは、あなたのことをあなた自身が良く知ることです。 

  
   つまり、自分で姿勢分析を正確に行えるようにすることです。
   これをマスターすれば、もし、近くの治療院や整体等に受けに行っても
   
   あなた様の方から注文できますし、その治療院や整体院の良し悪しが
   はっきり、わかるようになります。

  
   この姿勢分析は、無料プレゼントの『猫背虎の巻』と猫背解消無料講座で
   マスターできます。
   





























猫背変身虎の巻無料進呈


姓 ※ (例)山田
名 ※ (例)太郎
メールアドレス ※ (例)taro@yamada.co.jp
コメント











   猫背解消 

   

猫背を少なくする方法

                             ~もくじ~
  
■なぜ、猫背を正すのは難しいのか?
   
■猫背のタイプ 
===================================================================

■なぜ、猫背を正すのは難しいのか?
皆さん、普段、仕事や生活している時の姿勢って、
  あまり意識しませんよね。
  
  おそらく、自然に、一番楽な姿勢で座っていたり、立っていると思われます。
 
  背筋を伸ばせと言われても、そのような姿勢を取ると、
  背中が痛いから、楽な猫背の姿勢を足らざるを得ないこともあるでしょう。
   
  上体が重たいから上体を支えるのに楽な姿勢を取りたがる。
  猫背の癖がつけられやすい日常環境にいる。
    
  このように、普段、無意識に、あなた様にとって出来るだけ楽な姿勢
  をとろうとしてしまう。

  それが、今の姿勢に反映しているのです。

  感の鋭い、あなた様はもうピンと来られたと思います。
   
  そうなんです。 

  自分のスタイルを良くしようと思えば、
  まず、ご自身で「姿勢分析」「筋バランスの分析」をしてあげれば良い
のです。

  そこで、今回は、猫背にもタイプがありますので、それを
  まず、紹介したいと思います。

  
■猫背のタイプ 
猫背のタイプはおよそ下記の3つになります。 

   タイプ1 肩周辺の猫背
         肩甲骨周辺の背中が丸くなっているタイプです。
         パソコンに長時間向かう人、デスクワークの人に多い。
         腰椎前湾(腰の反り返りがきつい)の人にも見かける。
         

   タイプ2 背中猫背
         背中の真中(胸椎7、8番)が山になっているタイプです。
   胡坐を組んで長時間座る人に多い。
         ソファーに長時間腰掛ける人にも良く見かける体形。

  タイプ3 腰椎後湾の猫背
         腰椎が丸くなっているタイプです。
         背中は真っ直ぐなのに、腰の部分が後ろに出ているタイプ。
      脚を組んで座る人、長時間、中腰で仕事をする人に見かける。

    脊椎(背骨)は頭→首→胸椎→腰椎→骨盤→股関節→足→膝→足
    という風に、上から下へ順番に、重みがかかってきます。
    
    例えば、頭を傾けると、バランスを取ろうとして、
    首や肩、背骨が傾きます。
  
    また、骨盤底筋(骨盤の下についている筋肉群)が弱いと、
    骨盤が必要以上に開いたり、
    座っている時、骨盤後傾【お尻がこんな形 → ) 】に
    なりやすいでしょう。

    つまり、ある筋肉が弱いので、それをカバーする為の
    姿勢を取ることもあるのです。

    
    本来なら、施術院等に行って、みて貰えば、解決することなのですが、
    遠方で通うことが出来ない、自宅で何とかしたいことと思われます。

    そこで、猫背で困っている方へのプレゼントとして、
    『猫背虎の巻』を無料でプレゼントさせて頂きます。





























猫背変身虎の巻無料進呈


姓 ※ (例)山田
名 ※ (例)太郎
メールアドレス ※ (例)taro@yamada.co.jp
コメント











    
猫背解消